CaseStudy:12 女子サッカー選手の育成をとおし茨城をPR
プライベートではつくばライフを満喫!

小美玉フットボールアカデミー スクールマスター
一般社団法人つくばスポーツキャリア 代表理事 松下 潤
長崎 → 茨城 Iターン 2004年

「女子サッカー選手を育成するアカデミー」

学生時代は筑波大学サッカー部で、選手として活躍していた松下潤さん。卒業後は故郷の長崎に戻り、長崎国体の運営やサッカーコーチなどを経験。その後、再びつくばへ戻ってくる。つくば市を拠点とするサッカークラブ「つくばFC」で株式会社の設立やフットサル場の運営、スポンサーの営業などに携わり、スポーツ経営のノウハウを学んだ後、小美玉市で総合地域スポーツクラブの「NPO法人 小美玉スポーツクラブ」を立ち上げ独立した。ここでやりたかったことが女子サッカー選手の育成。「小美玉フットボールアカデミー」を設立し、中学生を対象に全国から有望な選手を募り、日本代表クラスの選手の育成を目指して日々指導に励んでいる。

小美玉市は「なでしこジャパン」で現在活躍中の京川舞選手の出身地ということもあり、女子サッカー熱が高まっている。アカデミーには全国から26名が集まり、その中に小美玉市出身の選手が6名もいる。この中から第2の京川選手が誕生することを大いに期待したい。
「小美玉フットボールアカデミー」を卒業した中学生選手の受け皿として昨年設立されたのが、つくば市を拠点とする「茨城フットボールアカデミー」だ。松下さんが理事長を務める「一般社団法人つくばスポーツキャリア」が運営している同アカデミーには、現在高校生11名が在籍している。日本代表クラスの実力を備えた選手も育ってきており、今後の活躍に益々期待は高まる。

「サッカー活動をとおして茨城の魅力を発信」

松下さんが普段から意識していることのひとつが、サッカー活動をとおして茨城の魅力をPRすることだ。以前試合で関西方面に遠征し、「地元小美玉市にある茨城空港を使って来た」ことを話した際に、茨城空港の存在を知らない人が多くいるということに気付かされたそう。「格安で、かつ短時間で来られる」ことをアピールしたところ、相手チームが関西から茨城空港を使って試合に来てくれたこともあったとか。ほかにもユニフォームへのロゴの掲載をとおして、2019年に開催される「茨城国体」のPRなども積極的に行っている。茨城国体へ向けた盛り上がりを草の根から作っていければと考えているそうだ。

「選手達のライフキャリアデザインを」

女子サッカーには男子サッカーと違い、プロチームが存在しない。このため、選手はどこかの会社に所属しながら昼間は普通に働き、夕方からサッカーの練習に励むというのが現状だ。そのため松下さんは、サッカー選手としてのキャリアを上げるばかりでなく、選手たちが将来専門的なスキルを発揮できる仕事に就けるようにするため、いわゆるライフキャリアを上げるための教育も行っている。具体的には、グッズを企画し、業者を選定してデザインを依頼し、実際に発注をかけ、それをPRして購入してもらうというところまで全て選手達自身で行っている。現在までにネックストラップと応援Tシャツが商品化された。この取り組みによって、選手が社会の仕組みを知り、将来自分で会社を設立したり、事業を立ち上げるなどして、スポーツ事業で社会に貢献できるような人材に育ってほしいと期待を寄せている。

「自宅でヨガ教室、田園風景に魅せられて」

松下さんは奥様と子供3人の5人家族。高校の同級生だった奥様のこずえさんとの間に、3人のお子さんに恵まれ、つくば市内の自宅で幸せに暮らしている。自宅は市街地からそれほど離れていない場所にあるが、家の前には田園風景が広がっていて、夕陽が落ちる時間帯が大のお気に入りとのこと。大好きなつくばの景色をみんなにも楽しんでほしいという思いから、こずえさんの仕事であるヨガ教室の会場のひとつに、自宅2階のリビングを加えた。大きな窓からは田園風景がよく見えて、生徒さんたちの評判も上々であるという。

つくば市は他の土地から移り住んで来る人が比較的多いため、長崎出身の松下さん夫妻にとっても馴染みやすい環境だったという。保育園のママ友のつながりから、家族ぐるみで付き合う友だちもできた。そんな仲間たちを自宅に招きバーベキューを楽しむこともしばしば。周辺には飲食店や洋服店、家具店などのお気に入りの店がたくさんあって、子連れでゆっくり散歩ができる公園も近くにある。充実したつくばライフを日々満喫中だ。

公園が充実しているところもつくば市の魅力のひとつ。お気に入りは洞峰公園。園内にある洞峰沼のほとりをウォーキングするだけでも心地良い。

松下家の家具のほとんどを購入している「ホームシック スタイルショップつくば店」にて。店長と松下さんは筑波大学の学生だった頃からの知り合い。

お気に入りの「パティスリーKomon」のスイーツ。オーナー夫妻とは家族ぐるみの付き合いで、自宅に招き一緒にバーベキューを楽しむこともしばしば。

週2〜3回は訪れるイタリアンレストラン「コルヌ コピア」で夕食をとる松下さんファミリー。家族団らんの楽しいひと時。

自家製パスタが絶品の本格イタリアンレストランが自宅から目と鼻の先にある幸運。つくば市内には飲食店に限らずクオリティの高い店がたくさんある。

松下さんは自宅の向こう側に広がるのどかな田園風景が気に入って土地を購入、マイホームを新築した。夕日が沈む景色がお気に入り。

松下 潤(まつした・じゅん)プロフィール

1979年東京生まれ。3歳から高校卒業までを長崎で過ごす。筑波大学へ進学しサッカー部の選手として活躍する。筑波大学卒業後、故郷の長崎へ帰り、長崎国体運営の仕事を経て、地元クラブチームのサッカーコーチを務める。チーム解散により2004年、再びつくばへ。2012年まで「つくばFC」に所属、スポーツ経営について学ぶ。2013年、総合型地域スポーツクラブの「NPO法人小美玉スポーツクラブ」を立ち上げ独立。中学生を対象とした女子サッカー選手の育成を目的とする「小美玉フットボールアカデミー」のスクールマスターに就任。2016年には一般社団法人つくばスポーツキャリアを立ち上げ代表理事になる。「茨城フットボールアカデミー」のスクールマスターとして、高校生を対象とした女子サッカー選手の育成に携る。

松下 こずえ プロフィール

1979年生まれ。長崎県出身。ご主人とは高校時代の同級生。2005年に結婚し、現在つくば市で子供3人とご主人の5人暮らし。元々子供にダンスを教える仕事をしていたが、子供に携わる仕事がしたいという思いと、趣味のヨガを合わせた形で「キッズヨガ」の教室を開いたのがきっかけで、現在つくば市を中心に、幅広い世代(4歳から70代)に向けてヨガ教室を主宰する。

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